洛南ロック

こんにちは！

【京都の鍵屋】洛南ロックです。

本日は、京都府長岡京市でバイク鍵製作のご依頼が入りました。

スズキアドレス110の鍵を紛失したので、鍵穴からキーを作製して欲しいとのこと。

バイクシャッター(VM25)もないようなので追加作製依頼を頂き、一体型(キーとバイクシャッター)にして作製していきます。

年式は比較的浅く、5年以内に購入したようなので、おそらく鍵穴は両面タンブラー(6枚)の難しいタイプだろう。

※一番奥に7枚目があるように見えますが無視でOK。

このAddressのカッコいいシールが最新型シリンダーが取り付けられている目印。

過去にこのタイプのアドレス110は何度か対戦しているので、データも蓄積されているし、練習用のキーシリンダー(CE47A)もインターネットで取り寄せ既に対策済。

このタイプは鍵穴から覗いて読み取った高さでは素直に読み取れないので、鍵製作出来ずに諦めた鍵屋さんもいるくらい難しい。

両面タンブラーだからさらに難しいんだよねー。

技術のある鍵屋さんだとインプレッションで僅かな傷を頼りに、少しずつ削っていく方法もあるが、かなり時間が掛かるので避けたいところ。

ある鍵屋さんのブログでは作製するのに4時間くらいかかったらしい・・・

データも持ち合わせていなかったら確かに時間は掛かるし、その鍵屋さんの気持ちも分かる。

メーカー側も努力しているんだろうな。

私がやる方法は先ずは鍵穴を覗き、L、M、Hで読み取り、その後ピッキングで鍵穴を回した後にさらに細かい段差に割り当てていく方法なので上手くいけば10～20分程で作製可能。

今回はたまたま配列も良かったせいか1本目で完成！

長時間作業にならず一安心。

イモビライザーは入っていないので、キーの嚙み合わせが合えばこの通りエンジンは掛かります。

このアドレス110は人気車種でもあるので、ここ最近よく街中で見かけるようになった、このレベルのシリンダーがポンポン出てくると今後は技術のある鍵屋さんじゃないと生き残れなくなりそう。

技術戦は覚悟の上だが、最低でもデータ収集と練習は怠らないようにしないといけないな。

【鍵屋】洛南ロック

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